コハルアン日乗

コハルアン店主の私的記録|器と工藝のこと|神楽坂のこと

ガマの穂

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夏が近づくと、花屋で見かけるようになるガマの穂。
きりたんぽのようなユーモラスな形状に目を奪われがちだけれど、彼らが生い茂っていた情景に思いを馳せれば、その立ち姿も風流に見えてこようというもの。
いま、店で彼らを受け止めているのは、山下秀樹さんの端正な花器。窯変によって生まれた巧まざる釉肌の変化が、陽が翳った折の水面の煌めきのよう。ガマが暮らした場所の記憶がここに凝縮されているようで、心が涼やかになってきます。

神楽坂上の片隅にある小さな店に、いつもより急ぎ足で夏がやってきました。


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文月の夜に -山下秀樹 黒川大介 二人展- 7/4-22 https://www.room-j.jp/gallery/2018/06/74.php