コハルアン日乗

コハルアン店主の私的記録|器と工藝のこと|神楽坂のこと

猛暑の記録

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まだもう少し残暑は続くだろうけれど、命の危険を伴うような猛暑はさすがにもう打ち止めでしょう。

思えば、うだるような暑さが続いた今年の夏は、食生活が怠惰になり、自炊率が下がっていました。
自炊する際は、調理工程の少ないものばかり選んでしまい、普段はほとんど作らない中華料理を作る機会が増えていたように思います。中華と言っても凝ったものではなく、いわゆる「町中華」的なもの。青椒肉絲とか回鍋肉とかエビチリとか、フライパンをあおって作るものばかり。そんななかいちばん多く作ったのは、麻婆豆腐(及び麻婆茄子)でした。
体力が落ちちゃってるから、ネギとニンニクと唐辛子を多めに刻んで、さらに食べる直前に「追い辣油」。辛くすることで、汗をかいてデトックス
それが、2018年の夏の思い出かな。海でもなく、花火でもなく、からーい麻婆豆腐。
なんとも味気ない夏になってしまいましたが、どうにかこうにか乗り切ることができてよかったよ、と、今は秋の訪れを喜んでいるところです。

そうそう。中華料理店に行くとよく見かけるのが青磁(または青白磁)の器ですが、よく考えてみれば、益子の伝統釉・糠青磁をつかった器もなかなか相性がよいのですよね。
これまで店でずっと扱ってきた矢口桂司さんの益子青磁シリーズ、実は中華にもしっくりなじみます。ふだん作らない料理を作ってはじめて気づきましたよ。これ、猛暑の産物と言えまいか。


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