コハルアン日乗

コハルアン店主の私的記録|器と工藝のこと|神楽坂のこと

一汁一菜的に 2

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昨日から企画展「一汁一菜的な食卓」がはじまりました。
タイトルについては、なぜ「一汁一菜な食卓」なのか、「一汁一菜の食卓」ではないのか、「的」って何なんだ、おい、なんとか言ってみろよ、という声が聞こえてきそうなので、今日は、そこらへんのおはなしをしておきたいと思います。

既に 前回の記事 で触れたように、「ミニマルな器揃えからはじめよう」という心づもりの展示ではありますが、「一汁一菜の食卓」とがっつり銘打ってしまうと、僕自身がストイックな思想を持った人だと勘違いされてしまうのでは、という懸念が…。思想なんていう余計なファクターが入ると、イメージしていたものとはかけ離れてしまうような気がしたので、『的な』というぼかし文句を入れてみたわけです。こちとらストイックな人間じゃないからねーという意味合いで。
ストイックって、結局のところ、ナルシシズムなんかに行き着いちゃいそうだし、そういうのは大の苦手なので。

別に凝ったお料理を作るわけじゃなくても、「ああ、今日も楽しい食事の時間が過ごせたな」と思えるための器使い。
そんなことを考えていて浮かんだのが、いつもの自分の食卓。
和皿にトースト、小鉢にサラダ、汁椀にスープ。普段やっていることをそのままやってみようと思い、今回出品される器を使って、自分らしさを出した展示用ビジュアルを制作してみました。(←いつもは乾燥パセリのところ、生パセリを散らしてちょっとだけ盛ってるけれど)

全然ストイックじゃないでしょう?
若干所帯じみているけれど、こんな趣旨にちょっとだけ賛同してもらえたらうれしいなー、と思っております。
これが、僕が考える一汁一菜(的な食卓)。


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一汁一菜的な食卓 10/5-18 https://www.room-j.jp/gallery/2018/09/105.php