コハルアン日乗

コハルアン店主の私的記録|器と工藝のこと|神楽坂のこと

プリン

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原稿を書いたり、デザインにまつわる作業をしていると、ああでもない、こうでもない、……と考えても考えてもゴールにたどり着けず、思考の迷路にはまり込んでしまうことがあります。
もうこうなってしまうと、埒があきません。

そんなときは、どんなに締め切りに追われていても、いちど作業を離れ、思いっきり甘いものをチャージするのが得策……ですよね。
ご近所にあるACHOさんのプリンはしっかりめの甘さで、いつでもドツボ状態の僕を救い出してくれる救世主。

早く食べたいから、プラスチックのカップのままいただいてしまいたくなるけれど、そこは「ちょっと待った!」と叫びたいところ。
はやる気持ちを抑えつつ、ステム(脚)がついたおしゃれな器に盛ってみれば、それ相応の気分転換になりそうです。


でも、きれいに盛るの、けっこう難しいんですよね。

前にACHOさんで美しい盛り方をレクチャーしていただいたので、以下、参考までに。

まず、密着したプリンとプラスチックカップの間に竹串を刺して空間を作ってやると、底のカラメルソースがプリンの側面に上がってきはじめます。
ソースがじわじわとプリンとカップの間を満たしてきた頃合いを見計らって、器にカップを伏せ、トントンとやさしくたたいてやると、器の上にソースが滲みだし、少ーしずつプリンが下りてきます。
でも、焦りは禁物。ここで強く揺すると形が崩れてしまうので、ゆっくりと着地するまで待つのが、きれいに盛り付けるコツです。


そうやって時間をかけながらプリンを盛ってあげると、気分も上がってきます。

ちょっとだけ優雅なスイーツタイムの後には、いろいろなアイデアも浮かんできそうですよね。
「おお、そういう手があったか!!」みたいな感じで。これまで思いつかなかった新しい道がひらけてくるような気がしたりしなかったり。



宮田竜司 稜花コンポート(Φ137×H55) ¥3850


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